名前の詩(名前のポエム)作家の三戸です。
作家歴は10年以上になります。
このブログでは、名前の詩に関する様々な情報を発信しています。
今回は、漢字の作品と、ひらがなの作品の違いについてご紹介します。
この記事が参考になれば幸いです。
名前の詩(名前のポエム)
漢字作品とひらがな作品の違い
名前の詩(名前のポエム)は、名前の部分を頭文字にしていますが、その頭文字部分が「漢字で書かれている」作品と、「ひらがなで書かれている」作品があります。
漢字作品の特徴は、和風な感じで少し厳かな雰囲気があることです。
ひらがな作品の特徴は、柔らかい優しい雰囲気になることです。
それから、これは作家の立場からの意見ですが、「漢字を頭文字にすると制限が多いので、詩全体が不自然になりやすい」と思います。
例えばですが、「駿(しゅん)」という漢字を使って詩を作ろうと思うと、「駿」という漢字が持つ意味から離れることができず、自動的に作れる文章のバリエーションが決まってきます。
同じ名前だとしても、ひらがなの場合、「し」「ゆ」「ん」という頭文字を使うことになり、「し」で始まる言葉はひとつではなく、文章のバリエーションを増やすことができます。
なぜなら、「漢字は表意文字(字が意味を表す)」であり、「ひらがなが表音文字(字は音を表す)」という違いがあるからです。
つまり、「名前の部分(頭文字部分)を漢字で制作すると、自由に詩を制作しにくい」が、逆に「ひらがなで制作すると、ある程度自由に詩を制作できる」ということです。
もちろん、作家さんのセンスや経験にもよるでしょうし、一概には言えないのですが、基本的には、「自然な詩の文章を作りやすい」のは、ひらがな作品だと私は思います。
この「漢字は表意文字で、ひらがなは表音文字である」というのは、難しく感じるかもしれませんが、日本語の言葉の基本的な構造で変えることはできないことで、その結果、詩の制作に大きな影響を与えていますので、名前の詩(名前のポエム)を注文する際は、少しだけ頭に入れておくことをお勧めします。
基本的に、お店や作家さんのウェブサイトには、作品例が掲載されていますので、そちらの詩の文章をしっかり読むことが一番大切です。
筆文字で見た目はカッコよくて、額も高級感があって贈り物に良さそうだとしても、詩の文章が不自然でぎこちなかったり、相手に何も伝わらないような作品だとしたら、本末転倒になってしまいます。
そうならないためにも、様々な作家さんのウェブサイトや、通販サイトを見比べると良いです。
見比べてみみると「やっぱり漢字の作品が好きだな」とか、「ひらがな作品の方がいいかも」とか、改めて感じることがあるかもしれません。
ポエム作品を購入する前に
読んでおくと良い記事
名前の詩(名前のポエム)作品を購入する前に、下記の3つの記事を読むと良いです。
1つめの記事を読むと、名前の詩の価格相場が分かります。
2つめの記事を読むと、「ランキングは参考にするけど、鵜呑みにはしない方が良い」ことが分かります。
3つめの記事を読むと、名前の詩(名前のポエム)作品を購入する際に、どこで調べてどこで購入すれば良いかが分かります。
気になる記事があったら、読んでみてくださいね。
当ウェブサイトでも
名前の詩を販売しています
当ウェブサイトでも名前の詩(名前のポエム)を販売していますので、興味のある方は一度ご覧ください。
私が制作するポエムの特徴は「名前と写真から創る」というところです。
通常の和紙に筆文字で書く作品とは、また全然違う雰囲気になりますので、良かったら見比べてみてくださいね。
ちなみに、私の作品は「頭文字が、ひらがな」の作品になります。